子宮・卵巣の病気
子宮や卵巣は女性特有の臓器で、特に思春期以降、女性の暮らしに大きく影響してきます。
いつもと違う出血や痛みなどの症状があったら早めに受診していただき、その原因を見極めることが重要です。自覚症状のない場合も多いため、定期的に検査を受けて、病気の早期発見を心がけましょう。
子宮筋腫
「子宮筋腫」は子宮の良性腫瘍で、性成熟期の女性によくみられる疾患です。子宮筋腫の症状は多彩で、過多月経のためひどい貧血になる方から全くの無症状の方までいます。過多月経がひどい方や圧迫症状などがある方は筋腫を小さくする薬物療法を行いますが、手術療法が望ましいこともあります。筋腫が急速に大きくなったり、閉経後にも大きくなったりする場合には、ごく稀ですが子宮肉腫という悪性腫瘍のことがあります。
子宮内膜症
「子宮内膜症」は子宮内膜組織が卵巣、子宮筋層、腹膜などに発生する疾患で、卵巣腫瘍、子宮腺筋症、癒着、不妊症などの原因となります。月経困難、性交痛、排便痛、慢性骨盤痛など、痛みが伴う症状が多く、年齢とともに悪化してきます。最近子宮内膜症に対する薬物治療の選択肢が増えており、その方の症状に応じて適切な治療を選択していきます。
卵巣腫瘍
「卵巣腫瘍」は良性から悪性まで種類はさまざま。子宮がんと違い、出血など目にみえるような自覚症状が出にくく、確立したがん検診がないために発見されにくい疾患です。卵巣腫瘍のほとんどは良性腫瘍ですが、およそ10%は悪性腫瘍(卵巣がん)といわれています。メインの症状は腫瘍が大きくなったときにおこる圧迫症状で、おなかが張ったり、出てきたり、痛くなったりします。卵巣がんの疑いがある場合、精密検査が必要となります。
よくある質問
-
子宮や卵巣の病気はどうしたらみつかりますか?
自覚症状があって受診時にみつかることもあるし、偶然、内診や超音波検査などでみつかるケースや、市町村の子宮がん検診時の超音波検査でみつかることもあります。病気がないか心配な方はレディスドックの定期的な受診をおすすめします。