産科・婦人科 小菅クリニック

子宮がん検診
HPVワクチン

子宮がんには、子宮頸部にできる「子宮頸がん」と子宮体部にできる「子宮体がん」があります。どちらも自覚症状の多くは出血。月経ではない期間、性交の後、閉経後などに出血がある場合は早めに検査を受けることをおすすめします。

子宮頸がん

日本だけでも毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3,000人もの方が亡くなっています。近年では若い世代での発症が多いことが問題になっています。子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって発症しますが、この感染は性交渉によって起こるのです。
そこで注目されているのがHPVの感染を防ぐHPVワクチン。性交渉を行う前にワクチンを接種すると予防効果が高く、現在使われている9価ワクチンでは90%近くの子宮頸がんを予防できるといわれています。HPVワクチンを接種してがんを予防しつつも、さらに子宮頸がん検診を受けてがんの早期発見につなげていくことが大切です。
当クリニックでは以下の市町村にお住まいの方が補助を受けられる子宮頸がん検診を行っています。お気軽にご相談ください。

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)

子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)に対する抗体を作るワクチンです。当クリニックで採用している9価ワクチンは6ヵ月かけて3回(15歳未満の方は2回)接種する必要があります。
HPVワクチンの接種は随時受け付けています。

真岡市 子宮頸がん予防接種 >

子宮体がん

子宮体がんは子宮の奥にある子宮体部に発生するがんで、閉経後など比較的高齢の方がかかりやすいがんです。お子さんのいない方、肥満のある方、月経不順の方、高血圧や糖尿病の方、乳がんに罹患した方などはリスクが高いといわれています。しかし、早期がんでみつかりやすく、婦人科がんの中では予後の良いがんです。初期症状は不正出血なので、とくに更年期や閉経後に不正出血があった方は早めの受診をおすすめします。

よくある質問

  • 市町村の子宮がん検診のクーポンは使えますか?

    使えます。現在、真岡市、芳賀町、茂木町の子宮がん検診が可能です。

  • 市町村の子宮がん検診の時に一緒に超音波検査も受けられますか?

    一緒に受けられますが、明らかな疾患のない方は自費診療となります。疾患のある方は健康保険が適用されます。

  • 性交経験がないのですが、子宮頸がん検診は受けたほうがいいですか?

    子宮頸がんは性交によるHPV感染が原因ですので、性交経験がない方が子宮頸がんに罹患する可能性は非常に少ないと思われます。

  • 子宮体がん検診も一緒に受けたほうがいいですか?

    不正出血のある方にはおすすめします。不正出血がない方でも、希望されれば受けることができます。超音波検査を行うことで、がんの発生場所である子宮内膜の様子をチェックできるため、その結果で受けるか判断することもできます。

  • 何歳まで子宮頸がん検診は受ける必要がありますか?

    何歳以上は安心ということはありません。しかし長年陰性が続いている方は2〜3年に一度の検診でもいいと思います。

  • 健康保険で子宮頸がん検診ができますか?

    不正出血など子宮頸がんを疑う症状のある場合は保健適用となります。症状はないが心配なので受けたい方は、市町村の検診やレディスドックを受けてください。

  • 9価のHPVワクチンを打てますか?

    当クリニックではすべて9価ワクチン(シルガード9)を接種しています。

  • キャッチアップ接種はできますか?

    実施しています。2022年4月から2025年3月までに1回でもHPVワクチンを接種したことがある方は2026年3月までは公費で接種可能です。

    厚生労働省 HPVワクチンキャッチアップ接種のご案内 >

  • HPVワクチンの副反応が心配です。

    以前HPVワクチンの副反応が問題となり接種率が下がったことがありましたが、その後の追跡調査でワクチンとの因果関係は否定されています。ご心配なことがあればくわしくご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。